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意外な落とし穴!?グローバルビジネスにおいて欠かせない"時差への配慮"

意外な落とし穴!?グローバルビジネスにおいて欠かせない

 国内時差もサマータイムもない日本に住む私たちが、国際ビジネスにおいて最初につまずくのが、時差(time difference)の壁ではないでしょうか?電話をかけるタイミングはもちろん、納期の設定なども時差を考慮し、相手に無理のないスケジュールを心掛けることが大切です。

時差の基本

時差とは、地球の経度、つまりイギリスのロンドンを通る本初子午線(グリニッジ子午線)を0度とし、東西をそれぞれ180度に分けた線に基づくタイムゾーンの違いです。経度15度で1時間の時差が生じる計算ですから、東経135度にある日本とロンドンの時差は9時間になります。従来はロンドンにあるグリニッジ天文台を基準とする「グリニッジ標準時(GMT:Greenwich Mean Time)」が用いられていましたが、現代では原子時計を元に人工的に調整した「協定世界時(UTC:Universal Time, Coordinated)」が一般的になりつつあります。

さらに、欧米諸国では日照時間の長い夏を有効活用するため、時計を1時間分進める「サマータイム(Summer Time)」というシステムが導入されています。サマータイムの実施期間は国によって異なり、実施状況も年々変化するので、毎年自分の取引先のサマータイムを確認するようにしましょう。

 <主要な国のサマータイム期間>

欧州(一部除く) 3月最終日曜日~10月最終日曜日
米国(一部除く) 3月第2日曜日~11月第1日曜日
カナダ(一部除く) 3月第2日曜日~11月第1日曜日
オーストラリア(南東部のみ) 10月第1日曜日~翌4月第1日曜日
ニュージーランド(一部除く) 9月最終日曜日~翌4月第1日曜日

※2019年現在

メールにはタイムゾーンを明記する

ビジネスにおいて欠かせないのが時間の伝達ですが、「どのタイムゾーンベースで話しているか」を取り違えると大きな事故につながる恐れがあります。確実なのは、時間とともに毎回タイムゾーンを併記することです。具体例をご紹介しましょう。

「 Could we have a teleconference at 6pm JST? 日本時間の午後6時にテレビ会議できますか?」

 このJSTは、「日本標準時(Japan Standard Time)」の略ですから、相手がニューヨークにいる場合は午前10時に相当します。

 <代表的な標準時>

【ロンドン】GMT:Greenwich Mean Time(グリニッジ標準時)
【シンガポール】SGT:Singapore Standard Time(シンガポール標準時)
【ニューヨーク、ワシントン、ボストンなど】EST:Eastern Standard Time (東部標準時)
【シカゴ、ダラス、ヒューストンなど】CST:Central Standard Time (中部標準時)
【シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス】PST:Pacific Standard Time(太平洋標準時)
【フランス、スペイン、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ】CET:Central European Time (中央ヨーロッパ時間)

標準時の略称をすべて暗記するか、いちいち調べる代わりに(インターネットで簡単に調べられるとは言え、手間には変わりません)、基準となるGMTまたはUTC(協定世界時)からの時差を使った表記方法もあります。たとえば、日本の協定世界時との時差は9時間なので、「JST=UTC+9」と表記できます。


Delivery Date Feb 28, 2019 5:00pm (UTC+9)
納品日 2019年2月28日17時(日本時間)

あいまいな表現は避ける

”Let’s talk tomorrow at 9am your time” のように、「your time(あなたのタイムゾーンで)」を使う表現もありますが、相手の現在地が確実にわからない状況では避けたほうが無難です。何気なく使っている「today(今日)」や「tomorrow(明日)」といった表現も、日付変更線をまたぐ国との取引や、相手がいつ読むかわからないメールでのやり取りでは気をつけましょう。上記のようなメールに対しては、”Okay, I’ll talk to you at 9am JST on the 28th.” というように言い直して確認することで誤解を防げます。

ツールを有効的に活用する!

Eメール配信ツールやMAツールを活用することで、受信者のタイムゾーンに合わせて、時間指定で送信することが可能です。メールマガジンなど、一斉送信が必要な場面では、自動的に受信者のタイムゾーンに合わせて最適化されます。ミスをなくすことができ、事前に配信予約も可能なので、マーケティング担当者の負荷を軽減することもできます。

 おわりに

いかがでしたか?国際ビジネスの基本とも言える時差。伝達ミスをなくし、相手への配慮を忘れず、気持ちの良いビジネスを心掛けたいですね。

 

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